MLBのピッチクロックって何?いつから?何の為に?

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MLBもいよいよ2024年シーズンが開幕しました。
パドレスのダルビッシュ投手が大谷選手所属のドジャースとの開幕戦に先発。
この試合の初回でいきなりピッチクロックを宣告されました。
その後、MLB初登板のパドレスの松井裕樹投手までもが・・・
ちなみにこの松井裕樹投手は日本で最も投球間隔が長い投手として知られています。2023年シーズンの投球間隔が、走者ありで平均32.2秒、走者がいないときでも21.7秒かかりました。

そんなピッチクロックについて改めて調べてみました。

ピッチクロックとは

投手の場合:投手がボールを受け取ってから、投球動作に入るまでの時間制限のこと。
打者の場合:打者が打席に入ってから、投球に備えるまでの時間制限のこと。

ピッチクロックのルール

●投手のピッチクロック

ランナーなしの場合は15秒以内、ランナーありの場合は18秒以内※にそれぞれ投手は捕手からボールを受け取ってから投球動作を開始しなければいけません。加えて打者と打者の間は30秒以内に投球動作を開始しなければいけません。
牽制をすれば時間はリセットされるが、1打席の間に3回目の牽制が失敗した場合はボークが宣告されるというルールもあります。
制限時間内に投球動作に入らなければ、打者に1ボールが与えられます。
※2023年は20秒以内

●打者のピッチクロック

打者は制限時間が投手の制限時間残り8秒前までに打撃体制に入っていなければいけません。
タイムをかけて打席を外すことはできるが、一打席一回までとルールがあります。
制限時間内に打撃体制に入らなければ、打者は1ストライクを宣告されます。

いつから始まったの?

MLBでは2023年のシーズンから導入されました。

ピッチクロック導入の目的は?

試合時間が長いことによる野球離れを防ぐためです。
アメリカの野球以外の「4大スポーツ」、アメリカンフットボール・バスケットボール・アイスホッケーは平均試合時間が2時間~2時間半程度に対して、野球は平均3時間を超えていました。
そういったこともあり、ピッチクロック導入により時間短縮を目指したわけです。

ピッチクロックを導入した結果、2023年MLBの9イニングの平均試合時間は2時間40分となり、前年よりも24分短縮したということです。
また観客動員数も大幅に増加するという結果が出ました。

NPBでは今季からの導入は見送られましたが、数年後には導入されるのではないかと思います。


日本での導入は?

2023年7月のオーナー会議で2024年度の「ピッチクロック」の導入は見送られたそうです。ただし、試合時間短縮への取組みとして今季から「打者間30秒以内」を徹底することが確認されたとの事です。

実はこの「打者間30秒」というのは、明文化されてはいないが10年ほど前から各球団で申し合わせしていたそうです。しかし昨季は平均36.9秒かかっており、6.9秒オーバーしています。

試合では審判の指導や登場曲(10秒以内)など短縮を図る方針で、今季の状況を参考にしたうえで、さらなる時間短縮や罰則なども検討するとの事です。

ピッチクロックには賛否あると思いますが、時間短縮というの時代の流れで仕方ないかなと思います。

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